テープ起こし・文字起こしの仕事内容
ICレコーダーなどで録音された音声データを受け取って、音声データをテキスト化する仕事です。
録音の内容は、講演会やインタビュー、会議などがあります。文字にする内容も、素起こしといって、音声をそのまますべて文字に起こすものや、ケバ取りといって、「あの」「えっと」といった会話独特の言葉をなくして文章をある程度整える、さらに要約して要点だけを文字にするなど、さまざまです。
テキスト化する音声の主な内容
- 会議
- 講演会
- インタビュー
- YouTube動画
テープ起こしや文字起こしの主な3つ方法
- 素起こし:音声をそのままテキスト化する
- ケバ取り:相槌・笑い声などを削除する
- 整文:読みやすく整える
※どのようにテキスト化するかはクライアントによって異なるため、受注時に確認しておきましょう。
報酬について
在宅でのテープ起こしの報酬は、テープの収録時間によって異なる場合がほとんどです。実際に文字にしたときに何文字なのかではなく、録音された音声時間に対し報酬額が支払われる場合が多いです。自身で数分単位の時間の録音データをどのくらいで文字を起こすことが出来るのかを把握しないと、得られる報酬が妥当か見極められないことがありますので注意してください。
案件ごとの報酬目安は以下のとおりです。
- インタビュー(1時間):5,000〜15,000円
- 会議(30分〜1時間):5,000〜10,000円
- YouTube動画(30分〜1時間):5,000〜10,000円
テープ起こし【副業】にはどんなスキルが必要?
テープ起こしや文字起こしの副業は、未経験でも始められます。とくに資格なども必要ありません。ただし、高単価案件の場合は、経験者や有資格者が優先的に採用されるケースもあります。まずは初心者歓迎といった案件を受注して実績を積み、少しずつ単価の高い案件に挑戦していきましょう。
会議の議事録や専門家へのインタビューのテープ起こしをする場合は、専門的な単語が出てくることもあるでしょう。言葉の意味がわからなければ、調べながらとなるなど、工夫が必要なこともあります。このような、テープ起こしは場合には、専門知識を持っていない人にとっては、やや難しく感じられる場合もあります。
●テープ起こしの仕事はどうやって探す?
テープ起こしの仕事は、ほかの仕事情報と同じように、求人情報誌や求人情報サイトなどで探すことができます。また、在宅でのテープ起こしの場合は、在宅ワークに特化した求人サイトやマッチングサイトなどで探すのがおすすめです。
テープ起こし・文字起こしにかかる時間はどのくらい?
テープ起こしや文字起こしには、音声データの5〜15倍くらいの時間がかかります。1時間の音声
データをテキスト化する場合、上級者で5時間、初心者で10〜15時間程度はかかるでしょう。
テープ起こし【副業】の始め方
テープ起こし【副業】を始めるために必要なものは?
テープ起こしや文字起こしの副業を始めるために、特別な機材などを準備する必要はありません。
- パソコン
- インターネット環境
ノイズキャンセリング機能付きのイヤフォンがあると、効率よく作業できます。
テープ起こし【副業】を始める手順
テープ起こし【副業】の仲介サイトに登録しよう
テープ起こしの副業を始めるためには、翻訳作業を募集求人してい仲介サイトに登録する必要があります。クライアントを通さずに個人で翻訳を請け負う場合は求人サイトなどを利用します。
一般的にはクラウドソーシングのような仲介サイトを利用することが多く、おすすめです。
テープ起こし【副業】 の種類を決めよう
クラウドソーシングサイトへの登録が完了したら副業で行うテープ起こしの種類を決めましょう。
テープ起こしの仕事にも様々な種類があり、それぞれによって求められる能力が異なります。
自分の実力と相談して向いている テープ起こしの作業を選ぶようにしましょう!
テープ起こし作業が完了したら納品しよう
テープ起こしの依頼を受注したら作業をしてクライアントへ納品しましょう。
クライアントによって納品方法を指定される場合もあるため、予め納品方法を確認しておきましょう。
一般的にはクラウドソーシング上で納品する形が多いです。
報酬を受け取る口座を用意しよう
依頼を受けた翻訳作業が完了して納品すると報酬(収入)を得られます。
クラウドソーシングなどの仲介サイトでは銀行口座へ報酬(収入)が振り込まれることが多いため、予め用意しておくようにしましょう。
普段、プライベートで使用している銀行口座と分けておくと「源泉徴収」や「厳選調整」で便利になります。