珍しい副業!?池ポチャボール回収する仕事
池ポチャボール回収する仕事ってどんな風に稼ぐか気になりますよね。『簡単にいうとゴルフ場の各コース上にある池の中にあるゴルフボールを回収して、販売する仕事になります』この珍しい副業はゴルフボールダイバー又はロストボールダイバーといいます。今回はゴルフボールダイバーについてご紹介していきます。
仕事の手順
- ゴルフ場の池でゴルフボールを回収【重要事項:池に潜る際には潜水士の免許が必要です】
- 回収したゴルフボールの汚れを落とす
- ゴルフボールのメーカー・ボールの種類別に仕分け【仕分け時はゴルフボール状態(キズや汚れ方)よっても分けられ方が違う】
- 仕分けしたゴルフボールをインターネットで販売
池ポチャボールを回収する
ゴルフをやられる方はゴルフ場のコースに必ず数か所は池のあるコースがあるのはご存知だとは思いますが、ゴルフをやられない方でもテレビの中継等をかえして目にすると思います。
そのゴルフ場の池からゴルフボールを回収します。池はそれぞれ大きさや深さも異なります。足がつくくらいであれば潜水士の免許は必要にはなりませんが、それなの箇所はごく少数でしょう。
なので、この仕事を受けたいと思われる方は潜水士の免許は必須です。
回収したゴルフボールの汚れを落とす
ゴルフ場の池にゴルフボールが長い月日を経過してしまうと滑りや土などの汚れが付着します。その汚れが付着したゴルフボールは大型のゴルフボール洗浄機で2000~3000球をまとめて洗います。
ゴルフボールの仕分け作業
汚れが落としきれなかったもの・傷があるもの・メーカー・ボールの種類別によって仕分けしていきます。仕分け作業は同じことの繰り返しなので飽き性な人はあまり向かない仕事です。
仕分けしたゴルフボールをインターネットで販売
仕分けしてゴルフボールの状態が良いものは袋詰めやラベルなどをつけて販売用にパッケージにしたりします。キズや汚れ等ついてゴルフボールの状態が良くない場合は低単価で練習場に収めたりします。
どのくらい稼げるの?
拾ったゴルフボールの状態やメーカー・種類によっても価格の変化はありますが、ゴルフボール1個あたり20~400円程度で販売出来ます。単純計算とはなりますが1,000個で20,000〜400,000円の収益(収入)になるため副業として行うにしても高単価と言えるでしょう。
また、本業としてゴルフボールダイバーをされている中には年収1,000万円を超えている人もいるそうです。
潜水士免許
潜水の試験は、受けるのに年齢・学歴・資格などの制限ありませんが、合格者の免許交付対象は18歳以上でなければなりません
試験頻度は 2月、4月、7月、9月、12月に各地の安全衛生技術センターで行われます。
試験科目は
- 潜水業務(30点)
- 送気、潜降及び浮上(25点)
- 高気圧障害(25点)
- 関係法令(20点)
試験は学科試験のみとなっており、実技は行われません。
上記の4科目で合計で100点です。そのうち科目別で4割以上点数で、科目合計6割以上が合格基準となります。
試験自体は、4科目まとめて4時間の試験時間で実施される。
試験の平均合格率は80%くらいですので、難しい試験ではありません。
試験の際にかかる金額は6,800円で、試験合格した際は免許申請料2,950円 (収入印紙1,500円・電子申請1,450円)が必要となります。
ゴルフボールダイバーのメリットとデメリット
ゴルフボールダイバーのメリット
- 高収入:年収が1000万円を超える方もいるほど高収入です。
- 競争率が低い:日本では珍しい仕事のため、ライバルはそれほど多くはありません。
- 労働時間が短い:酸素ボンベの許容時間しか潜れないので結果的に短時間で高収入となります。
ゴルフボールダイバーのデメリット
- 免許が必要:この仕事をするには潜水士の免許が必要となるため、始めるハードルが高いといえます。
- 危険と隣り合わせ:ゴルフ場の深い池に潜るわけですから、仕事をしている間は常に危険と隣り合わせです。
- 体力がいる:水中で作業をしないといけないため、やはり体力が必要となる仕事です。
ゴルフボールダイバーをやる際の注意点
- 無許可でゴルフボール拾いをしてはいけません。
- ゴルフ場自体利用するのに有料のためゴルフボール拾いをする際も無料ではありません。
- 水中に潜って作業するため、安全面を考えて1人では作業しないようにしましょう。